情報セキュリティ監査の実務手順型 業務実施手順


業務実施手順の流れ

 監査人から見れば、保証型監査の業務実施手順の流れは図示すれば次のようになる。

業務嫉視手順の流れ

 すなわち、業務の開始は、監査人に対し利用者、被監査主体からの保証型監査の依頼である。ここで監査人は依頼内容をよく理解しなければならない。
 その後、監査人が直ちに監査業務の実施に着手する場合はほとんどない。後述すように監査を実施するのは、監査の準備が被監査主体に整っている場合のみである。
 通常、監査人は予備調査を実施する。これは、監査対象範囲を明確にし、監査手続を合理的なものとして策定するため、また、監査報告書の利用者が期待する監査結果は、監査対象に問題がないことであることを想定し、監査の独立性に抵触しない範囲で、できるだけその方向の準備が被監査主体にできるようにするためである。予備調査は、後の監査報告書利用者、被監査主体等と監査人との間での予備調査業務契約に基づいて実施される。
 被監査主体は、次の段階で監査人の予備調査の結果を踏まえて、被監査主体は不備等の改善をして、監査の準備をする。
 上記の過程のあと、保証型監査が実施される。保証型監査は、監査報告書利用者、被監査主体と監査人との間での監査業務契約に基づいて実施される。