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工学院大学情報セキュリティ人材育成の講義に実務者を派遣

2017年6月27日

特定非営利活動法人日本セキュリティ監査協会(本部:東京都江東区、会長:慶應義塾大学名誉教授 土居範久)は、寄附講義として情報セキュリティ監査コースを開発し、9月より会員企業の第一線の情報セキュリティ専門家を派遣することを、工学院大学(学長:佐藤光史氏、所在地:東京都新宿区/八王子市)と合意しました。

今回開始するコースは、大学生(約100名)を対象とするもので、半年間にわたり情報セキュリティマネジメントと情報セキュリティ監査の知識習得を目的とする予定です。講義を修了した学生は、情報セキュリティ内部監査人の能力が認定され、卒業後、就職先で情報セキュリティ監査に従事することができます。

この講座については、当協会員のNTTグループ、日本マイクロソフト株式会社、PwCあらた有限責任監査法人、株式会社ディアイティといったわが国の情報セキュリティ対策を主導する企業・組織で主席研究員や事業部長などの要職を務めている第一線の専門家8名が合計14回の講義を行う予定です。

本講義は、政府が進めているサイバーセキュリティ戦略にも貢献することを期待しています。わが国政府は、近年深刻化しているサイバー攻撃への対応にあたって人材確保が急務であるという認識のもとにサイバーセキュリティ戦略の一環として「サイバーセキュリティ人材育成総合強化方針」を昨年明らかにし、産官学が連携してサイバーセキュリティ人材の育成に取り組んでいます。

サイバーセキュリティ人材の中で、特に育成に時間を要するのが情報セキュリティマネジメントと情報セキュリティ監査の人材です。この両分野については社会経験が必要なため、企業・組織に就職し少なくとも3年以上の実務経験がないと知識の習得が難しいといわれています。一方で企業・組織が体系的なサイバーセキュリティ対策を確実に行うためには、この分野の人材が不可欠です。

本講義では、企業の実務家が直接学生を指導すると共に、会員企業における情報セキュリティ対策の取り組み事例を多岐にわたって紹介することで社会経験を疑似体験し、情報セキュリティマネジメントと情報セキュリティ監査の実務知識を修得できるように工夫しています。講義を修了した学生の内部監査人能力の認定資格(QISEIA)申請を受付けます。

なお、本講義が成功した場合には、社会人を対象としたコースなども検討を行い、より幅広い人材育成を行う所存です。

【協力企業】(あいうえお順)

アマゾンデータサービスジャパン株式会社
NTTテクノクロス株式会社
株式会社セールスフォース・ドットコム
株式会社ディアイティ
デロイト トーマツ リスクサービス株式会社
日本電信電話株式会社
株式会社電通国際情報サービス
日本マイクロソフト株式会社
株式会社日立製作所
PwCあらた有限責任監査法人
富士通株式会社

会員企業からのエンドースメント

■NTTテクノクロス株式会社

日本セキュリティ監査協会による寄付講義「企業経営と情報セキュリティ 〜 情報セキュリティ監査入門」の開設を心より歓迎致します。IT技術の発展・普及により、情報セキュリティの重要性が増す中、これから社会で活躍される方々に、情報セキュリティ監査人として育成を行なう本講座を提供することは、大変有益なことであると確信しております。

弊社は、特に「教育の強化」と「仕組みの構築・運用(予防と事後処置)」、人の負担を軽減するシステムの導入を進め、セキュリティ上の様々な脅威からお客様と弊社の情報資産を保護してまいりました。これらの活動を元に本講座に有益な知見を提供させていただくなど、寄与してまいります。

NTTテクノクロス株式会社 取締役 クラウド&セキュリティ事業部長 梅本 佳宏

■株式会社ディアイティ

深刻化するサイバー攻撃に対応するため、政府のサイバーセキュリティ戦略においても人材育成の強化が方針として打ち出されました。近年では大学や専門学校が情報セキュリティ分野の教科を持ちセキュリティ人材育成に貢献しています。しかし現在、大学等で行われている情報セキュリティ教育の多くは技術に寄ったものが主体あるように感じます。

今回の寄付講義は情報セキュリティマネジメントや監査の知識習得を目的としていますので、経営課題として情報セキュリティに取り組む経営陣を支援する法律やマネジメントの知見をもったセキュリティ人材が輩出できるのではないかと期待いたします。 このような先進的な取り組みに講師派遣で貢献できる機会をいただいたことを感謝いたします。

株式会社ディアイティ 代表取締役社長 三橋 薫

■日本電信電話株式会社

日本の組織は、一般にPlan(計画)、Do(実行)、Check(点検)、Action(改善)のマネジメントサイクルにおいて、C(点検)、A(改善)が特に弱いといわれます。情報セキュリティ監査人は組織の情報セキュリティ対策を客観的な基準に照らして確認する、いわばC(点検)のプロフェッショナルです。日本セキュリティ監査協会と工学院大学が共同開発した情報セキュリティ監査コースは、まさに日本の情報セキュリティの弱点を補う鍵となる人材の育成を担うものです。これまでNTTでは産官学連携を図る中、日本のセキュリティ人材の育成に資するための様々な講座の開発にも取り組んでまいりました。この度、当寄附講義の開講にあたり、当社の講師が貢献できることをとても光栄に思います。

NTTセキュアプラットフォーム研究所 所長 大久保一彦

■日本マイクロソフト株式会社

日本セキュリティ監査協会による寄付講義「企業経営と情報セキュリティ 〜 情報セキュリティ監査入門」の開設を心より歓迎いたします。

日本マイクロソフトではクラウドサービスを活用した働き方改革を推進すると同時に、Microsoft AzureおよびOffice 365が、日本セキュリティ監査協会JASA-クラウドセキュリティ推進協議会が制定した「クラウド情報セキュリティ監査制度」において、日本初となる「クラウドセキュリティ(CS)ゴールドマーク」を取得するなど、情報セキュリティ対策を最重点課題として取り組んでおり、社内人材の情報セキュリティ専門資格の取得推進などにも取り組んでおります。

情報セキュリティの重要性が増していく中で、政府の提唱するサイバーセキュリティ戦略や人材育成に関し、より高度化するサイバーセキュリティの様々な脅威に関しての専門人材が輩出するできるものと期待しております。

弊社ではこれまでの活動や知見などを本講座に提供し寄与することでも、安全なIT環境の実現に対し寄与してまいります。

日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 パブリックセクター担当 織田浩義

本件に関するお問い合わせ

特定非営利活動法人日本セキュリティ監査協会(JASA)  事務局担当:永宮
〒135-0016 東京都江東区東陽3-23-21プレミア東陽町ビル
E-mail:office@jasa.jp