2021年度 第4回 定例研究会

<令和4年度の情報セキュリティ監査の注力点~情報セキュリティ10大トレンドをもとに>

2022年02月16日開催

講演概要

 当協会では毎年年初に「監査人の警鐘 情報セキュリティ10大トレンド」を協会ホームページへの公開及びメールマガジン等により協会関係者に配信しています。
 このレポートでは、予想されるトレンドに対してプロアクティブな対応を図るために、それぞれのトレンドに対する監査のポイントを記載し、情報セキュリティ監査人への意識付け及び監査業務を行う組織への事業の方向性等を示唆するメッセージとして関係者に役立てていただけることを目的としています。
 昨年同様にホームページからの情報提供だけでなく、会員及び情報セキュリティ監査人等へ直接メッセージを届け、監査についてのより強いモチベーションを与える機会としてパネルディスカッション形式で意見交換を行う場を提供します。

セミナーレポート

第4回定例研究会は、情報セキュリティ10大トレンドの選定に携わったJASA 企画検討会の有志メンバにより「令和4年度の情報セキュリティ監査の注力点~情報セキュリティ10大トレンドをもとに」をテーマとしてパネルディスカッションの形式で行われました。

大木氏のモデレーションのもと、永宮氏からは「テレワーク」について、久保田氏からは「クラウド利用」について、菅谷氏からは「サプライチェーン」について、佐藤氏からは「サイバー攻撃」について、加藤氏からは「個人データ」について、それぞれ情報セキュリティ監査のポイントに関するご意見を頂きました。

また、パネラー間の意見交換では、ノマドワーカーに関わるリスクにどのように対応できるか、外部サービスの利用が組織としてコントロールできているかを監査に含めるべきではないか、専門性の高いメンバがいない状況でサイバー攻撃にどのように対応すれば良いか、セキュリティリテラシのあるユーザを対象としたセキュリティ対策はいかにあるべきかなどについて追加のご意見をお聞きしました。

当日の参加人数は188名です。

講演中からも受講者からチャットによる質問が随時寄せられ、大木氏及びパネリストの皆様からすべての質問について丁寧にフォローいただきました。多数のご参加をいただいたことや質疑応答の様子からも本テーマに関する受講者の皆様の高さがうかがえるセミナーとなりました。

講演資料

講演資料は下記からダウンロードできます。(JASA会員/CAIS・QISEIA資格者のみ。ログインが必要です)

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